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MUFG Digitalアクセラレータ第2期/日本橋兜町のオープンイノベーション拠点 “The Garage”

MUFG Digitalアクセラレータ第2期/日本橋兜町のオープンイノベーション拠点 “The Garage”

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2017/06/01

 

株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下、MUFG)が主催するスタートアップ・アクセラレータプログラム “MUFG Digitalアクセラレータ”は今年3月から第2期を実施。総勢7社のスタートアップが参加し、日夜、新サービスの事業化に向けて邁進している。

改めて、第2期実施の様子などについて、プログラムの責任者を務めるMUFGデジタル企画部の藤井達人氏に話を聞いた。

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MUFG デジタル企画部 事業開発Gr 藤井達人氏

—第2期、4ヶ月のアクセラレータプログラムで、すでに半分の期間が経ちました。これまでのところの感想をお聞かせください。

藤井「第2期は、総勢7社のスタートアップ企業が参加してプログラムが進んでいます。決済、資産運用、ブロックチェーンなど様々な領域の事業化を目指して進めているところです。」

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第2期に参加しているスタートアップ企業

「第1期よりもさらに多くのメンターがMUFGグループの各社から参加しており、支援できる領域が広がりました。まさに総力を挙げて、7社の事業プランをブラッシュアップしているところです。すでに、当初の事業プランからピボットしたチームもあります。本プログラムに関与する人数が増えたので、事務局としてはかなり忙しいですね。」

—7社をサポートするチームのマネジメントは大変そうですね。事務局はどれくらいの人が、具体的にどのような仕事をされているのでしょうか?

藤井「事務局は、MUFGデジタル企画部、三菱総合研究所、三菱UFJキャピタル、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの4社で協力して運営しており、人数としてはだいたい13-15名ぐらいです。私を含めて、他のプロジェクトと掛け持ちで関与している人がほとんどですが。」

「具体的なタスクとしては、まず大きな仕事として本プログラムの全体運営があります。本プログラムは大きなマイルストーンとしてインターナルDEMO  DAY(中間発表)と最終DEMO DAYがあり、このイベントに向けて各チームの進捗をマネジメントしています。また、月1回のPitch Dayと称する発表会を実施したり、外部からご協力いただいているアドバイザーおよびメンターによる集中メンタリングセッションを定期的に開催していて、それらの企画・運営も行います。チームビルディングを目的とした花見やバーベキューなどの交流イベントも行っています。」

「それから、7社のスタートアップそれぞれをサポートするチームの取りまとめ役として、事務局から1~2名をファシリテータとして各チームに配置しています。ファシリテータはメンタリングセッションの設定、それから各セッションでの進行を担当し、アクセラレータ期間中に効果的な支援ができるよう、交通整理を行うのです。うまく立ち上がるチームばかりではないので、特に最初の1ヶ月はファシリテータの動きが非常に重要です。」

—前回の経験を踏まえて、第2期で何か変更したところはあるのでしょうか?

藤井「本プログラムでは、参加企業の選考過程において、プログラム期間中に参加スタートアップをバックアップするMUFG各社とマッチングを行うのですが、マッチングの精度が高まるように選考のやり方を少し変えました。具体的には、二次選考時(ピッチ)に極力マッチングが成立する可能性が高いと考えられるスタートアップとMUFG各社を同席できるように調整したり、一番ピッチが見やすいところに座ってもらったり。地味ですが、良いマッチングができると支援しやすくなりますので、ここはかなり気を使いましたね。」

「また、先ほどご紹介した、月1回のPitch Dayを実施することで、常に進捗状況が関係者全体に共有され、スタートアップがフィードバックを受けられる機会を増やしました。結果として、より洗練された事業プランを生み出せるプログラムになっていると思います。」

—5月23日にインターナルDEMO DAYを実施されましたが、どのような様子だったか教えてください。

藤井「インターナルDEMO DAYは、プログラムの前半2ヶ月の成果として、スタートアップ各社が事業プランの仮説を関係者にピッチする場で、第1期から実施しています。関係者のみが参加するクローズドな場なので、参加者からより突っ込んだ質問が出てくることを期待していましたが、今期は毎月Pitch Dayを実施していることもあり、それほど多くの質問は出てきませんでしたね。ただ、本会終了後のネットワーキングはかなり盛り上がりました。MUFGメンターも、担当しているスタートアップ以外の状況が気になるようで、チームをまたがっていろいろ話を聞いていたようです。」

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5月23日に行われたインターナルDEMO DAYの様子

—ところで第2期では、アクセラレータ向けの施設も一新されました。この新しい場所はどのような意味を持つのでしょうか?

藤井「第2期の実施に合わせて、東京都中央区日本橋の兜町に新しい専用の施設をオープンしました。我々は“The Garage”と呼んでいますが、インキュベーションのためのコワーキングスペース的な位置づけとなっていて、本プログラムに参加しているスタートアップ企業の方々だけでなく、プログラム関係者が24時間自由に利用できるようになっています。毎週のメンタリングセッションや月一回のPitch Dayなどは全てこの施設で行っています。地下にあるイベントスペースは最大70名ほど収容できるので、社内のイベントなどをここでやることもあります。」

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アクセラレータ専用施設 “The Garage”

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月一回行われるPitch Dayの様子

「オープンイノベーションを促進する意味でも、誰もが気軽に立ち寄れて、コミュニケーションが取りやすくなるこうした施設があることが重要だと思っています。“銀行発祥の地”のすぐ目の前のロケーションでもあり、ここから数多くのイノベーションが生まれてくることを期待しています。」

—プログラム後半は、どのように進めていくのでしょうか?

藤井「どのスタートアップも、目指すべき事業プランの方向性はだいたい決まってきたので、7月28日の最終DEMO DAYに向けて、後半はそれに磨きをかけていくことになります。また、MVP(Minimum Viable Product:検証に必要な最低限の機能を持った製品)の開発を行っていくスタートアップもあります。動くプロダクトが有った方がサービスの特徴を掴みやすいので、できるだけMVPを作成するように各社に伝えています。」

「最終DEMO DAYは招待制のイベントですが、社内外から多くの人にお越しいただき、スタートアップ各社のピッチを見ていただくと共に、ビジネスマッチングも行う予定です。また、ベンチャー業界で著名な方々に審査員を務めていただき、グランプリ企業、準グランプリ企業を決定します。DEMO DAY後の協業を見据えて具体的な話を進めていくケースもいくつかありますし、我々としても、引き続きMUFGの企業リソースを活用してスタートアップ各社を支援していきます。」

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